求人誌の編集者時代その5(最終回)
「求人誌の編集というお仕事」というカテゴリの
わりには、私的なエピソード、記憶の糸をたどったに
すぎなかったかもしれない。
それでも、丸10年にわたって関わってきたこの仕事が
今の自分を支えていることは間違いない事実なのだ。
バブル崩壊後の日本経済。
ある意味、求人誌はその経済状況を映し出す鏡、
なのかもしれない。
リストラ、雇用不安、年功序列、終身雇用の終焉・・・
有効求人倍率の低下とともに失業率も増え、
定職を持たないフリーターが増加・・・
まさか、と思えるような大企業の相次ぐ倒産によって
大企業神話も崩れた。
バブルの付けはいまだ尾を引いている。
そうした日本経済、雇用環境の厳しさを予知していた
わけではないが、独立してフリーになったのが12年前
の1993年。スタンスとしてはサラリーマンではなく、
ある意味で傍観者的にいる自分を幸せに思うべき
なのだろうか。
否、いくら会社(法人)の代表とはいえ、一寸先は闇。
求人誌の編集に携わり、その財産でビジネス関連、
企業関連、労働関連と仕事をいただいていはいるが、
そろそろ新しい事もやってみたい。
別に会社を大きくしようとはさらさら思っていないが、
少なくとも永続的に会社を続けていくのであれば、
いずれは後継者も育てていかねばならない。
そんな思案をしながら、ひとまずこのコーナーを
最終回とさせていただく。
なんともまとまりのないコーナーになり、ちょっと自己嫌悪。
(完)
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